2017年2月21日火曜日

話し放題(かけ放題)を選んでみた(関西のおっさん視点)

以前から書いていますが、今利用しているPHS基本料金無料キャンペーンの適用が、この3月で終了します。

で、次はドレを使おうか考え中なんですが、選択のポイントとして気になるのは「通話」です(書くまでもないかも知れませんが、今回も独断と偏見強めです)。

いま、唐突に昔のエピソードを思いだしました。

ーーーーー ここから回想シーン ーーーーー

携帯電話が普及し始めた頃、メッセージを送ることができるサービスが始まりました(今考えると、たぶんSMS)。「便利になったね~」などと話しているところに、一人の預言者(会社のエライさん)があらわれて、こうのたまわれました。

「よく考えてもみよ。メッセージを送るのは携帯電話であろう? メッセージを受けるのも携帯電話だ。二人が携帯電話を持っているなら、その場で電話をかけて話したほうが早いではないかっ!(効果音 ドドーンッ!)。 今はモノメズラシイから話題になっているが、携帯電話の普及とともにメッセージサービスやインターネットメールなどは遠からず廃れ、いずれビジネスの世界から消滅するであろう」

私達は、「通話とちがいメッセージは、自分も相手も都合の良いときに送・受信できる」とか、「内容の記録が残る」とか、「簡潔・端的に伝えることができ、時間が節約できる」とか、メッセージサービスやメールの様々な利便性を伝えましたが、その預言者(くどいようですが、会社のエライさん)は、ガンとして自説を曲げませんでした。

ーーーーー 回想シーンここまで ーーーーー

このときの経験から、私は2つの教訓を得ました。いい機会ですからシェアしておきましょう。

  • 教訓 その1
    過去の経験を基に自信たっぷりに話されたことが、かならずしも正しいワケではない。
  • 教訓 その2
    一定の階層では、メール(メッセージ)に対する信頼性が低く、通話に対する信頼性が高い傾向がある(年齢層が高い場合など)。

今日のエントリは、「教訓その2」を念頭に検討しております。相手にもよりますが、通話なら、メールのようにタイムラグが発生することもなく、ダイレクトに相手の反応をみながらやり取りして意見を調整することができます。お互いの気持ちや熱意などを伝えるために、通話はメールよりはるかに有用なケースがあることは確かです。「通話の信頼性が高い」ということには、一定の合理性があると考えています。

ということで、「話し放題(かけ放題)」について調べてみました。

話し放題の種類

実は、話し放題・・・といってもいろいろあります。「真・話し放題」と「なんちゃって話し放題」です。ザックリと3つに分けました。
  1. 「1回の通話時間も無制限」で「1ヶ月の通話回数も無制限」というタイプ
  2. 「1回の通話時間は制限あり(5分または10分が多い)」で「1ヶ月の通話回数は無制限」というタイプ
  3. 「1回の通話時間は制限あり(5分または10分が多い)」で「1ヶ月の通話回数も制限ありなんだけど300回とか500回とか余裕がある」というタイプ

個人的に、2や3のタイプを「話し放題(かけ放題)」って呼ぶのは違和感があるので、1のタイプを「真・話し放題」と呼ぶことにいたしました。今風に「シン・話し放題」と書いてもいいかも知れません。実用的には5分(または10分)話せれば、大抵の用件には十分なんですけどね。

ということで、これから1のタイプ(1回の通話時間も1ヶ月の通話回数も無制限)を検討したいと思います。これは、実用的・・・とかそういう話ではありません。「そこに山があるから登る」というような、「漢のロマン」のようなイメージでご理解いただければ幸いです。

話し放題の提供方法(方式)



専門用語的にはなんといったら良いのでしょうか? 音声をどうやって相手に届けるか・・・ってコトです。ここでもザックリ3つに分けます。
  1. 従来の携帯回線で音声のやりとりをする方式(パターンA)
  2. プレフィックス回線で音声のやりとりをする方式(パターンB)
  3. IP電話アプリで音声のやり取りをする方式(パターンC)

一般的に、価格は「パターンC」が一番安く、通話品質は「パターンA」が一番良く、価格・通話品質共にAとBの間が「パターンB」という傾向にあるようです。

「シン・話し放題」を実現しているのは?


以下のサービスがあります。
  1. ワイモバイル(サービス提供パターンA)
    例)スマホプランS1,980円+スーパーだれとでも定額1,000円=2,980円(ワンキュッパ割適用時1年限り。2年目以降は3,980円になる。データは2GBまで使える)
  2. もしもシークス(サービス提供パターンB)
    例)基本料金980円+かけ放題フル1,800円+パケット1GB600円=3,380円(データは1.5GBまで使える)
  3. イオンモバイルカケホーダイ(サービス提供パターンC)
    例)データ1Gプラン 480円+050かけ放題1,500円=1,980円(データ専用SIMなので、携帯回線を使った通話は不可 データ1GBまで)
    例)音声1Gプラン1,280円+050かけ放題1,500円=2,780円(携帯回線使った通話可能)

1回の通話時間も1ヶ月の通話回数も無制限の話し放題(シン・話し放題)を実現しているのは、3つだけでした(たぶん)。
(他にご存知の方は、お知らせください(^^)/)

まとめ

 価格でいえば、イオンモバイルのカケホーダイですが、IP電話アプリ(提供パターンC)により実現しています。パターンCは、通話品質が一番良くないパターンです。具体的には、音声が相手に届くまで若干時間がかかります(イメージとして衛星中継の感じ)。さらに、音声が途切れることがあります。

LINEなどのメッセンジャーを使った通話と原理は一緒なので(たぶん)、使ってみると通話品質がイメージできるかもしれません。また、イオン店頭で試せるところもあるようです。

ここで、関西のおっさん視点です。

関西人として、音声の遅延・途切れはこまるなぁ・・・。たとえば、相手がボケたときに、絶妙の間で「んなワケあるかいっ!」とツッコめなくなります。これは大きなマイナス要素だといえるでしょう。

次にもしもシークスはどうでしょうか? もしもシークスは、プレフィックスの割には「音声が悪い」との評判と「改善した」という評判があり通話品質の現状がわかりません。縛りがないようなので試してみる手はアリかもしれませんが、実際のところどうなんでしょうかね。

となると、確実なのはワイモバイルかな・・・って気もしますが、ワイモバイルはデータ利用料が割高なイメージで、かつ2年縛りがあります。
 
通話利用とデータ利用を分離する方法もあります。ワイモバイルのガラケー(データ通信利用なし)とデータ格安SIM利用タブレットを併用する使い方が、自分の使い方には一番あってるかな・・・って気がしています(一般的な結論じゃないかも知れませんが・・・)。
 
以上、内容にカンチガイ等あれば、「やさしく」ご指摘いただければ幸いです。






2017年2月19日日曜日

UQモバイルとYモバイルを比較してみる(おっさん視点)

約1ヶ月後にPHSの3年シバリが解けるので、次はどうしようかな・・・と気になる今日このごろです。

で、最近コマーシャルでよく見るのが、表題の「UQモバイルとYモバイル」です。

どちらも「イチキュッパ(1,980円)」を連呼するCMで、似てるっていうか対抗心ムキダシって感じがしませんか?

CMでみると、似たような訴求なんですけど、実際どうなんだろ・・・と思ったので調べてみました。例によってホームページやカタログみたり、店頭で聞いたりした結果ですけど、聞き違い・勘違いなどがあるかもしれません。あと、独断と偏見強めです。あしからず。

それぞれ、どういった会社なの?


まず最初は、それぞれどういった会社か確認してみましょう。

  • UQモバイル
    auの関連会社
  • Yモバイル
    ソフトバンクの関連会社

ちょっとカンタンにまとめすぎですか?(・_・;)。

UQモバイルはauの回線を使い、Yモバイルはソフトバンクの回線を使うことになります。以前はキャリアによって繋がりやすさが随分ちがったけど、最近は街なかであればそんなに差はないと思います(個人の感想です)。

ただ、auの3G回線はマイナーな規格(CDMA2000)ということは注意する必要があると思います。マイナーな規格ということは、多くのSIMフリーの格安スマホがauの回線(UQモバイルの回線)には対応していないコトが考えられます(現在も、これからも)。

料金プランの内容は?


次は料金プランの内容です。両者いろいろなプランをだしているので、比較しづらいのですが、おっさん視点での比較ですから、「一番安いプラン」を中心に比較します。具体的には双方1,980円のプランを比較してみましょう。

UQモバイル


1,980円でデータ容量は最大2GB(2年間)まで使えます。
通話については、2つのコースがあります。
  1. 5分以内の通話がかけ放題の「おしゃべりプラン」
  2. 2年間1か月60分の通話料がコミの「ぴったりプラン」

その他の特徴としては、
  • 余ったデータは翌月に繰越可能
  • データ容量が足りなくなったら、100MB200円、500MB500円でチャージ可能
  • おしゃべりプランとぴったりプランは月ごとに切り替えることが可能
  • 通常の通話料は20円/30秒、SMS1通3円

Yモバイル


1,980円でデータ容量は最大2GB(2年間)まで使えます。
通話については、2つのコースがあります。
  1. 10分以内の通話がかけ放題(標準でついてるので、特に名前無し)
  2. 1,000円を追加することで、通話時間・回数共に無制限になる「スーパーだれとでも定額」

その他の特徴としては、
  • 余ったデータの翌月繰越サービスは見当たらない
  • データ容量が足りなくなったら、500MB500円でチャージ可能
  • Yahoo!プレミアムが無料
  • 「Yahoo! JAPAN」のサービスを使えば使うほど、パケット増量
  • 通常の通話料は20円/30秒、SMS1通3円

実際にスマホ購入シュミレーションをしてみたら


双方でiPhone 5Sを取り扱っているので、ホームページで比較してみました。

  • UQモバイル 初期費用3,100円円、月額費用1,980円(ただし、iPhone 5Sのメモリは16GB

  • Yモバイル 購入時108円、2,138円(ただし、iPhone 5Sのメモリは32GB

 

両社微妙に値段が異なりますが、単に消費税を入れるか入れないか・・・って差のような気がします。

一番大きな差は、UQモバイルのiPhoneはメモリ16GBなのに対して、YモバイルのiPhoneはメモリ32GBってコトでしょうか。おっさん視点ですから、それほどアプリをたくさん入れたり写真や動画を撮ったりすることは少ないかもしれませんが、どうせなら余裕ある方がいいですね。

まとめ


以上、比較してみました。
いろいろ見落としているコトもあるんじゃないかな・・・とか思いながらまとめてみます。

UQモバイルは、データ容量が繰り越される仕組みが良いですね。あと、ホームページをみると、取り扱っているスマホの種類が多いです。これは、多くのSIMフリーの格安スマホがauの回線(UQモバイルの回線)には対応しないので、頑張って自前で用意しているものと考えられます。

一方Yモバイルは、通話に強いです。標準で10分まで無料で話せます。おっさんですから、あまり長電話はしないものの5分ではちょっと心もとなく感じます。1,000円追加すると通話時間・回数共に無制限になる「スーパーだれとでも定額」が使えることも心強いですね。

UQモバイルで「通話時間・回数共に無制限になるプラン」は見当たらず、Yモバイルで「データ容量繰越ができるサービス」は見当たりませんでした。
(あったらおしえてください(^^)/)


以上、総合すると、私がどちらかと契約する・・・と考えるなら、やっぱ「Yモバイル」を選ぶかなぁ・・・。

あ、書き忘れてましたけど、UQモバイルはauからのMNP(番号移行)には適用されないキャンペーンがあります。同様に、YモバイルはソフトバンクからのMNP(番号移行)には適用されないキャンペーンがあります。端的にいうと、どちらも、ぞれぞれの関連会社からのMNP(番号移行)では、通常よりは価格が高くなるので注意が必要です。

以上、UQモバイルとYモバイルを、おっさん視点(かつ独断と偏見)で比較してみました。

ほんと、4月の機種変、どうしようかな・・・

2017年2月13日月曜日

いよいよPHSはなくなるのかも知れない。

基本使用料無料キャンペーン(3年限り)で契約してPHSを使っていますが、この3月でキャンペーン適用期間も終了です。


3年使っても電話機自体はまだまだ使えるので、継続したら月々の料金がどうなるか調べてみました。
  • ケータイプラン 1,381円
    ワイモバイルのPHSへ話し放題、Eメール使い放題
  • だれとでも定額 934円
    通話10分間500回まで無料
  • スーパーだれとでも定額 1,500円
    通話回数・時間無制限無料
結局、通話10分間までなら、2,315円、通話無制限なら2,881円ということになります(たぶん)。スーパーだれとでも定額はパケット使い放題(通信速度遅いけど)ですけど、2,881円かぁ・・・。いままで基本使用量無料キャンペーンが適用されていたとはいえ、ずいぶん値上がりするなぁ・・・。

・・・とか思いながら、ワイモバイルのホームページを見ていると、4G・LTEのAQUOSケータイ2っていうのが目に入りました。料金をまとめると、
  • ケータイプランSS 機種代その他込 1,332円
    ワイモバイルやソフトバンクへ通話し放題
  • スーパーだれとでも定額 1,000円
    通話回数・時間無制限無料
結局、通話無制限が2,332円で運用可能になりそうです(たぶん)。パケット使い放題にはならないけど、機種が新しくなる上に、3年使っている古いPHSを使い続けるより500円ほど安くなりそうです。

この値段設定をみると、ワイモバイルはPHSを続ける気ないな(個人の感想です)。

ずいぶんPHSの新製品がでてないし、だんだんと縮小していって、いずれやめる気なのかもしれない。

ちなみに、オンラインショップで扱っているPHSは、次のヤツ1機種だけです。



いちおう料金みてみましょう。
  • ケータイプラン機種代込 2,471円
・・・(-_-)。デザインといい料金といい、売る気ないでしょ・・・・。

4月以降どうしよう(・_・;)。AQUOSケータイにするか・・・3年ぶりにスマホに戻ろうか・・・。

2017年2月12日日曜日

【費用478円】安モノの懐中時計の電池を、自分で交換してみた【3つのコツ付】

今回電池交換をした懐中時計は、「D’AMOS(ダモス)」ブランドの電池式(クォーツ)懐中時計です。
3年ほど前に、(たぶん)千円ちょっとで買ったモノです。



腕時計をするのがあまり好きでないのと、机の上に置いて時間が見やすいので愛用しています。
安価な割にはそこそこの精度(若干進むけど(・_・;)・・・)で、十分実用的です。

ところが、2週間ほど前にイキナリ止まりました。リュウズを動かすと、再び動き出したのですが、2日ほど動いて完全に停止しました。どうやら電池切れのようです。この懐中時計、安かっただけあって、「2秒運針」などの電池切れ予告機能はないようですね。

時計の電池が切れれば、一般的には時計店などで電池交換してもらうことが多いと思いますが、電池交換代金が少なくとも千数百円ほどするようです。新品が千円ちょっとで買えるのに・・・と思ったので、今回は自分で電池交換することにしました。

懐中時計 電池交換 全体の流れ


  1. 裏ブタをあける
  2. 時計用ボタン電池を取り出し、その型番を確認する。
  3. 時計用ボタン電池購入
  4. 電池を入れて裏ブタをしめる


あえて箇条書きをするまでもないくらい単純ですね。そもそも「電池交換代金が高い?」ってことから始まったコトなので、できるだけ専用工具などは使わずに交換したいと思います。

1. 裏ブタを開ける


時計の裏ブタを開けるのは、専用工具があればカンタンです(たとえば、「MKS[明工舎] スーパーコジ明け 先端が広い[9ミリ]タイプ49310と細い[4ミリ]タイプ49320の2個セット 茶色のベークライトハンドル」)。

専用工具の名前に「こじ開け」という言葉が入っていますが、ムリにこじ開けようとするのではなく、「裏ブタを開けるためのスキマ」に先端を軽く差し込むようにすれば、それほどグリグリとこじ開けなくても開きます。


・・・って、イキナリ専用工具がいるのかっ!!ってツッコミが聞こえてくるような気がします。今回は「できるだけ専用工具を使わない」というコンセプトでしたね。家にあった安モノのマイナスドライバーを使うことにしましょう。

まず、「裏ブタを開けるためのスキマ」を探します。よぉぉぉく見ると、なんとなぁく「それらしいスキマ」があるのを発見するコトができるでしょう。リュウズの反対側あたりを中心に確認します。このスキマは、ダイバーウォッチなどのゴリゴリの防水時計でなければ、大抵は見つかると思います。



スキマが見つかったら、「安モノのマイナスドライバー」を使って裏ブタを開けます。失敗すると裏ブタに「盛大なキズ」をつける可能性があります(その点では、専用工具を使うほうが、時計にキズをつける確率が低いように思います)。


コツその1

マイナスドライバーのカドッコ(エッジ)を、スキマに引っ掛けて軽く押す・・・って感じで動かすと開きます。チカラを入れる必要もコジる必要もありません。「えっ!こんなにカンタンに開くの?」とビックリするくらいにカンタンです。逆にいえば、カンタンに開かなければ、チカラを加える方向などを変えてみる必要があるかもしれません。

2.時計用ボタン電池を取り出し、その型番を確認する


裏ブタを開けた中身は、こんな感じでした。



時計用ボタン電池は、だいたい見えている状態です。


コツその2


電池は、隅っこがモジュールにガッチリ挟まっていて、周辺のネジなどをゆるめないと取り出せないように見えるかもしれません。そして、電池の周囲には、いかにも「ゆるめたら電池が取りやすいですよ~」と言わんばかりのネジがあります。が、それはワナ(・_・;)です!!。むやみにネジをゆるめてはいけません

下の写真で説明します。電池の「赤丸A」で囲んだあたりをドライバーの先などで軽く押すと、ちょっと電池の片側が沈みます。同時に反対側の「青丸B」のあたりが浮き上がるので、浮き上がったスキマに「別のナニか」を差し込んで引き上げるとカンタンにとれます(カンタンに取れなければ、やり方が間違っています)。「別のナニか」はドライバーでも良いのですが、ドコかの電気回路とショートする危険があるので電気を通さないもの(プラスチック片みたいなもの)の方が良いかもしれません。



言葉で説明すると複雑に見えますが、実際にはあっけなくカンタンに、爪先をひっかけて取れました。


なお、ネジ止めした金属片でボタン電池をしっかりカバーしているタイプもあるかも知れません(通常は、お高い時計に多いタイプです)。この場合は、ネジを外さないと電池交換できませんが、時計用ドライバーが必要です。裏ブタをソッと閉めて、専門店に電池交換を依頼したほうが良いと思います。


3.時計用ボタン電池を購入


私の時計に入ってた電池は、「SR626SW」でした。

ボタン電池にはいろいろな種類があります。型番がほとんど同じで、末尾に「s」とか「sw」とかがついているだけの違いってコトもあります。誤解を恐れずぶっちゃければ、サイズさえ合えば(モジュールにハマりさえすれば)時計は動き出すでしょう。でも、型番が違うというのは、電池の特性が違うということです。当然、同じ型番にした方が良いでしょうね。

近所のコーナンでは、478円で売っていました(時計用は、通常のボタン電池より高めの値段です)。




4.電池を入れて、裏ブタをしめる。


電池の入れ方は、外すときと逆です。

ボタン電池をナナメにして、元あった場所に差し込み、奥へ軽く押しつつボタン電池全体を水平になるように押さえます。


コツその3

ボタン電池は、あまり素手でさわらないほうが良いです。 皮脂や水分、汚れなどがつくと、モジュール端子のサビなどの原因になります。電気抵抗が変化し、精度に影響がでるかもしれません。

最後に裏ブタをのせて、水平に押し込めば完了です。

作業時間は、電池を買いに行く時間をのぞいて10分くらいでした(^^)/。

まとめ


最後に、自分で電池交換をするときの「メリット」「デメリット」をまとめておきましょう。

< メリット >
  1. 安い(電池代だけ)
  2. 早い(時計を預ける必要なし)
  3. 自分でやると、時計への愛着が深まる(かも)

< デメリット >
  1. 時計を壊してしまう可能性アリ
  2. ケガする可能性あり(何かの部品で指先を切ったりとか)
  3. メンテナンス等するわけではないので、交換後不具合がでる可能性あり。

デメリットの3番めについて、若干の補足をします。

専門店で電池交換をすると、たとえばモジュールのオーバーホールをしたり、パッキンを交換したり、シリコングリスを塗り直したりしてくれるでしょう(たぶん)。自分で電池交換をすると、それらのメンテナンスができません。

専門店で時計の電池交換するのは、それなりのメリットがあり、高い金額にはそれなりの理由があるということです。

今回は、安モノの懐中時計でしたので自分で電池交換しましたが、それなりの時計なら、私もやっぱり専門店に電池交換&メンテナンスの依頼します。

以上、「懐中時計の電池交換をしてみた」でした。
(このblogを参考にするばあいは、くれぐれも自己責任でね(^^)/・・・)