2017.5.5(金)

タネを蒔くのが早すぎて、遅れに遅れていたが、ようやく発芽。

暖かな日が続いているので、他のポットからの発芽も期待できた。

ひょうたん発芽第1号


2017.5.6(土)

2つ目、3つ目の発芽。

同じポットに並んで顔をだす。

ひょうたん発芽2号・3号


2017.5.7(日)

『不明生物』襲来!

2つ並んでいた芽の一方がちょん切られる!!。

2号がちょん切られた!!

2017.5.8(月)

残っていた片方の芽もちょん切られる!!

3号もやられた!!

これ以上の被害拡大を防ぐため、『不明生物災害対策本部(不災対)』の緊急設置が決定される。

不明生物仮称を『ちょん切り虫(Cyongiri-Musi)』とし、コードネームを『C』と呼称することにする。

2017.5.8(月)

不災対において、『駆除』『排除』『捕獲』が検討された結果、その確実性により『排除』作戦が採択された。

ただちに『対C排除作戦』決行。ポット全体を特殊シールドで完全に覆う。

対C特殊シールド展開


昼間、シールドの上を『コバエ』のような小さな飛翔体を複数発見。『C』の正体はコバエだったのか。

『Cの正体がコバエなら、対C排除用特殊シールドを突破されることは100%無い!!』

このとき、私は勝利を確信した。

2017.5.9(火)

確信に反し、被害拡大!!

新たに芽がでていたものが、カジられてボロボロに!!

発芽4号被災

『C』は、いったいどうやって鉄壁の特殊シールドを突破したのか。

これは、人類の敗北なのか・・・。

2017.5.9(火)未明

『C』の正体判明!!

その正体は、『なめくじ』だった!!(以後、コードネームを『N』に変更)。

写真は自粛。かわりにイメージ動画を御覧ください。



意外だった。

どっちかというと、ギザギザ・ゴツゴツした虫を想像していたのに、フニャフニャなヤツだった。

使徒に例えるならば、『マトリエル』『ゼルエル』タイプのように外側からの物理攻撃を想定していたのに、『イロウル』『バルディエル』のようにすでに内側へ浸透していたとは・・・。


2017.5.10(水)

正体がわかったが、その対策は難航を極めた。見つけた個体は体長2ミリ程度。極めて小さい。

土の表面、ポットの裏等を目視で確認したが、他に発見することはできなかった。

日中、直射日光が照りつけているときはドコかに隠れていて、夜に襲撃しているのだろう。

東アジアの緊張が高まっている中、NBCR災害が国際的にも注目度が上がっている。対策には慎重な配慮が求められる。

ナメクジといえば『塩』だが、それでは植物も枯れてしまう。土・ポッド等を新しく替えて、新たにタネを蒔くしかないのだろうか。今、すでに植えられているタネは、蒔いた時期から、あと2~3日で次々と芽を出すことが予想された。これらのタネを救うことはできないのだろうか。



2017.5.11(木)

現場と被害を詳細に分析した結果、『不災対』ターゲットとなるNについて仮説をたてた。

【Nの能力について(仮説)】
・ 太陽が照りつける日中は活動できない
・ 同様に、太陽が照りつける表土にはいない
・ 夜になると、ポットのドコかにある『隠れ家』より襲来する
・ 地中に深くもぐることができない(地中のタネは被害を受けていないことから)
・ あるいは、硬いタネの殻は食い破ることができない

その仮説をもとに、特殊シールドを対N用に特化させるカタチで開発されたのが『特殊シールド改』である。

対C用特殊シールド改(別名ワンカップの空き瓶)展開
果たして、これで守りきることができるのか・・・

2017.5.12(金)

対C用特殊シールドを展開し、不安な夜を過ごした朝、現場を確認すると・・・

被害ナシ!!

完璧に防御できたことが確認された。

人類の叡智が勝利した瞬間だった。

Nは地にもぐることが出来ないため、対N用特殊シールド改(別名ワンカップの空き瓶)の下をくぐり抜けることができなかったと考えられる。

今回のまとめ


ひょうたんの双葉がちょん切られていたら、ナメクジの被害の可能性がある。

対策として、夜の間、芽の周辺をできるだけ狭い範囲でカバーするのが良い・・・かも知れない。

以上、参考になれば幸いです。

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