昨日研修に参加したので、覚書として書き留めておきます。

 参加した研修はコチラです 「被害者ぶる人」

 講座内容は、つぎのように書かれています。

 被害者ぶる人が増えています。自分こそ被害者だと強調して何らかの利益を得ようとするわけで、この傾向が顕著に認められるのがクレーマーです。また、自分は被害者なのだから、「加害者」とみなす相手に罰を与えてもいいのだと正当化して、容赦なく攻撃する人も増えています。困ったことに、こういう人は「正義は我にあり」という論理で、理不尽な要求をしたり、他人を攻撃したりします。そこで、被害者ぶる人の精神構造を分析し、対処法についてお話しします。(講座の案内より) 

 誤解を受けそうなのですが、あえて書くと、実際の「被害者」の中にも、上記のように「被害者だと強調して何らかの利益を得ようとする人」がいるということです。

 私は社労士として、いろいろな労務トラブルに接する機会があった(過去形)のですが、労働トラブルの現場では、経営者・職場の上司・同僚などの労働者の中に少なからず「被害者ぶる人」がいて、その「被害者ぶる人」が問題をヤヤコシクしている例を多数見てきました。なにせ、加害者ですら被害者ぶるのですから・・・。

 講座では、原因やバックグラウンドの説明からはじまり、その対処法まで説明していただきました。

 対処法の基本は、「スルー」です。接点を極力へらすことだそうです。が、職場でこういう対応をするのはむずかしいのではないでしょうか? あえて考えれば、仕事に必要な部分のみ事務的につきあう・・・って感じになるでしょうか?

 経営者の立場で、社員に「被害者ぶる人がいたら・・・」と考えると、本当に憂鬱ですね。周囲にどれだけ悪影響があったとしても、解雇をカンタンにするコトはできません。

 労働者の立場で、上司・経営者に「被害者ぶる人がいたら・・・」と考えると、これも憂鬱です。周囲の人が被害者ぶる性格を変えることは「おそらくムリ」だということです。

 「スルー」という基本対処を実行するためには、経営者であれば「被害者ぶる求職者」を職場に入れない(社員として採用しない)というコトがもっとも現実的・効果的方法ということになるでしょう。また、労働者であれば「被害者ぶる経営者・上司」がいる会社に就職しないようにしなければなりません。

 あらかじめ「被害者ぶる人」を見分けることは困難でしょうが、講義では説明があった被害者ぶる人の「原因」や「タイプ」が参考になりそうです。

 ところで基本の対処法以外にも、対処法が3つあります。

  1. 自分 = 厄介な存在
  2. 敬語
  3. 1対1にならない(と、周囲の信頼関係構築)
 それぞれ詳細な説明は省きますが、とても参考になりました。職場の労務管理に活かせる点が多いと思います。

 いま世間で、「働き方改革」が大きな話題になっています。働き方改革を推進して多様な働き方が可能な社会に転換しようとしている今こそ、さまざまな「被害者」がでてしまうことがあるかもしれません。

 「被害者(不利益を被る人)」は、シッカリ救済する必要があります。同時に「被害者ぶる人」にキチンと対処できるようにスグにでも対策を始める必要があると感じました。

 講師の著書も購入しました。これからジックリ読んでみます。


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