人はどうすればバカになり、どうすれば天才になることができるのか、そしてどうすれば誰も考えつかなかったようなアイデアを生み出し、新しいジャンルを生み出すことができるのか。
について書かれた本のようです。“その他大勢”から突き抜けたい人向けですね。
私は、特にバカになりたいとも、天才になりたいとも考えているわけでありません。
どちらかといえば、平均的な生活を日々平穏に過ごして、平凡な一生の中にささやかな幸せを感じるような生活を理想とする“3平主義者”です。
しかし、ど~ゆ~運命のイタズラ(^^ゞか、意に反して、世間の大多数から見て、あまり一般的でない人生を歩みつつあるようです。
内容について
“その他大勢”から突き抜ける方法について、第1章の最後に簡潔にまとめてあります。
- いまの日本はあらゆる業界が飽和状態を迎えていて、従来的な改善・改良型のアイデアでは見向きもされない時代になっている。
- これから求められるのは、「新しいモノ」ではなく「新しいジャンル」をつくる意識だ。
- 「新しいジャンル」を作るためには、コンセプトから考え、そこから逆算していく。
で、「第2章 成功するために必要な独創のつくり方」以降、具体的にどうすれば新しいコンセプトを見つけ、新しいジャンルを生み出せるようになるのか、そこにはどんな条件が必要なのかが書かれています。
理系の先生が書かれた本ですが、読みやすい文体でイッキに読めます。
この本を読んで、天才になれそうな気がしてくる・・・ワケではありません(やっぱり天才って大変です)が、一般的な人生でなくても、別にかまわない(^^ゞ・・・というような、勇気がすこし出てきたような気がします。
【備忘録】
「日本で一番大切にしたい会社」という本に書かれている言葉が紹介されていました。
人の幸せは
- 誰かに愛されること
- 誰かにほめられること
- 誰かの役に立つこと
- 誰かに必要とされること
の4つによって、手に入れることができる。そして、2~4までは、働くことを通じてのみ得られる
忘れないように書いておきます。
世界初をつくり続ける東大教授の 「自分の壁」を越える授業
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生田 幸士
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