一方、シロウトが作ると、どうしてもショボい印象になります。そのチラシ・フライヤーで告知するイベントなり研修がどんなにスバラシイものでも、ショボいチラシ・フライヤーでは、その「スバラシさ」が伝わりにくいでしょう。
あ、ずっと「チラシ・フライヤー」って書くのはタイヘンですので、これからは単に「チラシ」って書きますね。
ただ、どうしても「お金」や「時間」がないときがあります(私は、いつもないです)。そんな状況でチラシを作らなければならないときは、やっぱり自作するしかないでしょう。
最近いくつかチラシを自作しました。すると、どうやって作ったのか?・・・と聞かれることが何度かあったので、カンタンにまとめておくことにしました。
自作チラシ作成の基本方針
やはりシロウトですから、ショボくない「おしゃれなチラシ」を作ることはできません。ただ、ひとつ工夫をしたところというのは、ビジュアルのインパクトをドドーンとババーンと打ち出して誤魔化した(・_・;)ということです。さっそく作ったチラシの実物を見ていただきましょう(実際に作って600枚程配布したものをブログ掲載用に写真・文言を変更しました)。
自作チラシ例 |
使ったソフトは「パワポ(Microsoft PowerPoint」だけです。
最大の特徴であり、作成における唯一のコツは「巨大な写真」です。この写真のインパクトに注目していただくことで、他のショボい部分をカバーする作戦です。
写真を用意する
では、いきなりですが、写真の加工方法です。まず、素材となる写真を用意します。今回使ったのはこちら。「ぱくたそ」というフリー素材のサイトから、「両手を上げて訴えかける講師 [モデル:大川竜弥]」という写真をおかりしました(ぱくたそさん、ありがとう)。
実際に作る場合は、そのイベントで告知する内容にあわせて写真を選択してください。なるべく、背景と人物の境界がクッキリわかる方がいいです。
写真のキリヌキ加工
昔はフォトショップなどでチマチマ加工していましたが、いまはサクッと終わります。まず、パワポに写真を貼り付けます。
写真をパワポに貼り付けたところ |
背景削除中の画面 |
ただ、髪の毛の部分とか、左ヒジの部分とかを修正する必要があります。修正するには、左上の「保持する領域としてマーク」「削除する領域としてマーク」をクリックしてから、該当する領域を指定します。
このとき、厳密に境界線をなぞっていく必要はありません。ザックリとでOKです。たとえば、髪の毛だとこんな感じ。
保持する領域を指定しているところ |
保持する領域と削除する領域を良い感じで指定できたら、「変更を保持」のチェックマークをクリックします。これで背景のキリヌキ完了です。
最大にして唯一のコツですが、カンタンに終わりましたね。
スライドのサイズの設定
最大にして唯一のコツの説明が終わったので、説明はあと少しです。スライドのサイズを一般的なサイズに変更する必要があります。「デザイン」タブから「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択してください。
A4だけでなく、いろいろなサイズを選択できます。タテでもヨコでも自由です。
最終仕上げ
あとは、文字とか図とかを追加していくだけです。普通のパワポ資料を作るのと同じなので、特に説明することはありませんが、ひとつだけコツを書いておきます。
いろいろな文字とか図とか写真とかを多数貼り付けていくと、それぞれが重なって目当てのオブジェクトを選択できないときがあります。
そんなときは、とりあえず選択しやすいモノを選択してから、「tabキー」または「shiftキー + tabキー」を押してみてください。順にいろいろなオブジェクトを選択が切り替わっていきます。超便利です。
最後に
チラシの内容について、告知したいことはいろいろあると思いますが、まずは興味を持ってもらうことが大切だと思います。そのためには、伝えることを整理して絞り込むこともひとつの方法です。私達シロウトがチラシを作るときでも、この「情報の整理」と「絞込」の部分について検討することはできるハズです。
お金も時間もなくてチラシを自作しなければならなくなったら、「情報の整理」と「絞込」にできるだけ時間をかけて伝えたいことを抽出し、あとはソレをドドーンとババーンと打ち出すのも、ひとつの方法ではないでしょうか。
It's a great career. Congratulations to the semi-finals you received. กำถั่วออนไลน์
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