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12年たった現在は、ホワイトカラー革命が起こり、この本の予想どおりになっていますか?
見かけ上、ホワイトカラーの仕事はまだあるし、やっている仕事もそんなに変わっていないように思えるけれど、やっぱり本質的なところでビックリするほど変わってる(本の予想が当たっている)と思います。
すでに、“ブランド人”(だれにも頼らず自分の力で生きていける人・・・だそうです)でなければ住みにくい世の中になっているし、これからますますその傾向が激しくなるでしょう。
社会保険労務士という仕事をしていると、急激な変革が会社の中に大きなヒズミを起こしているなー・・・・ってコトを、特にヒシヒシと感じます。
この本では、“それでは、どうしたら良いか?”というコトを50項目の“やってみよう”にまとめてあります。blogもTwitterもFacebookも登場しないけど、古さを感じさせない内容です(絶版にならずに、今も販売されているのもスゴいですね)。
むしろ、いまだからこそ、なぜ、著者がこれほどまでにヤッキになってるのか・・・ってのが、より実感としてハッキリわかる気がします。
いまでも、時々読み返してます(軽い文章なので、カンタンに読めます)。この本の一番最初に書いてある、“Eランサー”を目指したいと思っています。
新しい経済の基本的単位は、会社ではなく、個人になる。仕事は、固定化した管理組織によって与えられ、コントロールされるのではなく、既存の組織外で個人事業主の集団によって遂行される。電子で結びついたフリーランサー、すなわちEランサーが、流動的な臨時のチームを作り、製品を生産・販売したり、サービスを創造・提供したりする。仕事が終わればチームを解散して再び個人事業主にもどり、次の仕事を求めてさすらう。
―トーマス・マローン、ロバート・ローバッカー―
「Eランス経済の夜明け」 ハーバード・ビジネス・レビュートム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1)) P10より引用
旧来のホワイトカラーの仕事は、“Eランサー”と“昔日の面影をとどめないほどに姿を変えたホワイトカラー”に置き換わっていくのでしょうか。
ところで、さっき、この本は古さを感じない・・・とか書いちゃったけど、“Eランサー”は、すこし古い感じがしますね。いまだとナンでしょ。“ノマドワーカー”ですか?。
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